ほとんど方が就職活動時、特にインターンでは複数業界の多くの企業にESを送りますよね。
もちろん志望度が高い企業なら必死に企業研究できるかもしれませんが、とりあえずインターンシップを受けてみたい場合や志望度が高くない企業の場合それにかける時間がもったいないと感じる方もいると思います。
この記事ではそんな方におすすめの、手っ取り早く全体像を掴む企業研究法をご紹介します!
この記事でわかること
- 企業研究の重要性
- 手っ取り早い企業研究法
企業研究の重要性
言わずもがな就職活動において、企業研究は通過率に大きな影響を与えます。
特に本選考終盤では「なぜこの業界のこの企業に入りたいのか」を他の企業とはっきり差別化しながら高い解像度で話せることが必須になってきます。
しかし、インターンの面接では企業への志望度よりもなぜそのインターンに参加したいのかを重要視する企業が多く、本選考ほど綿密な企業研究は要求されません。
最低限以下の項目を理解できていれば、企業理解度を理由に落とされることはあまりないでしょう。
①所属する業界/主な競合
②企業の組織図/事業ポートフォリオ
③風土
④強み
もちろん詳しく理解しているに越したことはありませんが、ESを書くために最低限これらは理解しておきましょう。
手っ取り早い企業研究法
手っ取り早く企業研究をする方法、それは「投資家向け情報」を利用することです!
ほとんどの企業は個人投資家向けに企業説明会を開いています。
そしてHPにはその説明会で用いられたスライドが載っていることが多く、そもそも動画自体が掲載されていることもあります。
この資料は投資家向けということもあり、企業の全体像や強みを簡潔でわかりやすくまとめられているため、就活生にも非常にありがたい存在です。
閲覧/ダウンロード方法
積水化学工業株式会社様のHPを例にとって説明します。
(引用元: https://www.sekisui.co.jp )
まずはトップページから株主・投資家情報をクリックします。
その後個人投資家の皆様へのページに飛びます。
この企業のHPでは専用ページまで作られていますが、形式はスライドや動画、PDFなど企業によって異なります。
スライドやPDFならダウンロードが可能であるため、オフラインで作業したい方はダウンロードしておきましょう。
活用方法
①所属する業界/主な競合
多くの場合強み欄の中に代表的な製品や事業が書かれています。
その内容(例えば吸水性ポリマーなど)をブラウザで「○○ シェア」と検索しましょう。
シェアを調べることでその製品業界での立ち位置や競合を理解することができます。
②企業の組織図/事業ポートフォリオ
事業欄にはポートフォリオが書かれています。
企業がどのような事業をしているか・事業はどのような立ち位置か(成長事業/基盤事業など)を知ることで構造の理解を深めましょう。
※注意
詳しい職種や組織構造は新卒採用ページに書かれているため、そちらをチェックしてください。
③風土
企業風土は説明会に参加した方が理解しやすいですが、この資料でもある程度わかります。
資料内やHPで何度も使われているキーワードを探しましょう。
例えば「周りを巻き込む」「社会課題解決」などです。
これらからその企業が大切にしている価値観を読み取ることで、風土の理解をすることもできます。
④強み
まずは資料内の強み章を読んである程度理解しましょう。
その後競合企業の資料を閲覧し(ESを出す企業なら一石二鳥です)、比較することでその企業ならではの強みを理解できます。
※超有名企業の場合
超有名企業の場合は、「○○ 企業研究」と検索するだけである程度まとめられた情報が出てきます。
時間がない場合はこれを利用してざっくり理解するのも良いと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
手っ取り早い企業研究法を活用して、インターン合格を勝ち取りましょう。!
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